40歳の専業主婦の女性から、ご相談をいただきました。
結婚して17年。高校生と中学生のお子さんを育てながら、
家庭を大切に守ってこられた方です。
初めてお会いした印象は、とても穏やかで線が細く、
とても大きなお子さんがいるとは思えないほど、
素直で明るく、話しやすい雰囲気の女性でした。
静かに打ち明けてくださったのは、
13年間続いているセックスレスのことでした。
それまでは、特別に問題視していなかったそうです。
けれど40歳になり、役所から届いた介護保険に関する書類を見たとき、
ふと「自分の年齢」を強く意識した、と話してくださいました。
「女性として過ごせる時間が、
もうあまり残っていない気がしたんです」
最近、このようなご相談はとても増えています。
ご主人との関係が悪いわけではない。
会話もあるし、家庭としては成り立っている。
それでも、セックスだけが長年なくなっている。
理由がはっきりしないからこそ、
女性は自分を責めてしまいます。
拒まれた記憶や、
話題に出しても無駄だと思った経験が重なり、
いつの間にか「この話はしてはいけないもの」になってしまう。
スキンシップを取ろうとして、
さりげなく距離を取られた時の、
あの小さな痛みを、誰にも言えずに抱え続けてきた方も多いです。
性感マッサージを選ばれる女性の多くは、
刺激や快楽を求めているわけではありません。
・女性として触れられる感覚
・安心して身を委ねられる時間
・「まだ大丈夫」と感じられる心の余白
それを、静かに取り戻したいだけなのだと思います。
セックスレスに、これさえやれば解決する、
という答えはありません。
ただ、我慢し続けることだけが正解ではないとも感じています。
誰にも言えなかった気持ちを、
評価されることなく、否定されることなく、
そっと預けられる場所があること。
それだけで、心と身体が少し緩むこともあります。


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