2回目に会ったとき、
彼女は前回よりもずっと自然な表情をしていました。
「前に来たあと、
身体の感覚が、しばらく残っていて…」
そう話す声は、
前回よりも少し落ち着いていて、
緊張よりも、どこか期待が混じっているのが伝わってきました。
マッサージが始まると、
彼女の身体は前回よりも早く反応し始めました。
触れられるたびに呼吸が深くなり、
内側から、じんわりと熱が広がっていきます。
「……前より、ちゃんと感じてる気がします」
恥ずかしそうに目を伏せながらも、
身体は逃げることなく、
むしろその場にとどまろうとしているようでした。
しばらくして、
彼女のほうから、少し迷うように、でも確かな声で言いました。
「……ナオトさんに、触れてもいいですか…?」
その一言は、
これまで“触れられる側”だった彼女が、
自分の意思で一歩踏み出した瞬間でした。
触れ合う時間が深まるにつれて、
彼女は自分の反応を隠さなくなっていきます。
小さく息を漏らし、
ときどき身体を預けるように、力を抜く。
「こういうの、
自分からしたいって思えたの、初めてです」
戸惑いながらも、
“知りたい”という気持ちを、
きちんと言葉にしてくれました。
すべてが終わったあと、
火照りの残る身体のまま、彼女はぽつりと。
「セックスって、
もっと怖いものだと思ってました」
「でも……
安心できると、
こんなに気持ちいいんですね」
奥手だった彼女が、
少しだけ性に目覚めた2回目。
それは、
刺激の強さではなく、
自分から求めた感覚を知った時間だったのかもしれません。


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