今回お越しくださったのは、28歳の保育士の女性でした。
職場はほとんどが女性で、毎日子どもたちに囲まれながら、気を張る時間が続く生活。
仕事と家の往復で、気づけば自分のことはいつも後回しになっていたそうです。
恋愛経験はあるものの、
これまでのセックスは「流れで終わってしまう感じ」が多く、
正直、気持ちよさを実感できた記憶はあまり残っていない、と話してくれました。
それでも、
恋愛ドラマを見て胸がきゅっとしたり、
ひとりの夜に、ふと誰かに触れられたい気持ちが浮かんできたり。
「私にも、ちゃんと感じられる時間があるのかな」
そんな思いを、心の奥にしまい込んでいたそうです。
最初はかなり緊張していて、
身体にもはっきりと力が入っているのが伝わってきました。
でも、無理に進めることはせず、
呼吸を合わせながら、ゆっくり時間をかけていくと、
少しずつ表情がやわらいでいきました。
「なんだか、安心しますね」
そう言ってくれたタイミングで、
肩の力がすっと抜けたのが印象的でした。
時間が経つにつれて、
呼吸は深くなり、身体のこわばりもほどけていきました。
自分でも驚いたように、彼女は小さな声で、
「こんな感覚、初めてかも…」
とつぶやいていました。
終わったあと、少し照れたように、こんな言葉も。
「エッチなことに興味はあったけど、
誰かにちゃんと大事にされながら、
こういう時間を過ごせるなんて思っていませんでした」
「私、感じにくいんだと思ってたけど…
そうじゃなかったんですね」
無理をしなくていいこと。
比べなくていいこと。
ただ、自分の感覚に身を委ねていい時間があること。
彼女にとって今回の体験は、
“初めて自分を受け取れた時間”だったのかもしれません。


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